【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

無言館 2004年 9月15日の思い出

⁂ その年の家族旅行の行き先は

  長野県上田市にある 戦没画学生慰霊美術館【無言館

  黒姫童話館近くの ペンション「てるてる坊主」にお泊まりしてから翌日に・・・

  マー君の体調を考えての日程です。

  かねがね行きたいと思っていた~上田駅前のみすず飴本舗へ

  ジャムや、ゼリーをお土産に買い、ゆっくりさせてもらいました。 

  ジャムから作ったジュースをご馳走になり、優雅な大正モダンの木造洋館の雰囲気

  と共にお店の方の・・・品のいいこと・・・今も忘れません。

       

   

        *無言館の前で写した写真です。

 

  

        ⁂無言館命名の由来は

         一つは、展示される絵画は、何も語らず【無言】ではあるが

         見る側に多くを語りかけるという意味で命名したというもの

         もう一つは、客もまた展示された絵画を見て【無言】になると

         いう意味も含んでいるのだという・・・ものである

無言館の中は、しっとりとした雰囲気でした。今思い出しています。

 マー君も、雰囲気を感じ取って、静かにしていたので、ゆっくり作品を見て廻り

 想像しながら・・・お一人お一人の思いを重ねながらの鑑賞でした。

 家族や、恋人に宛てた手紙にも、戦争のむごさが伝わります。

     今まさにその惨い恐ろしい戦争が・・・・・・・

     政治を司る人達は過去から学べないのでしょうか?

 

その時、メモをとってきた中から・・・

  ⁂ 中村萬平

    赤ん坊は元気ですか  元気でいるのが幸せなのか 不幸なのか

    わかりません

    みんなの おもちゃにして、教育をあやまらぬ様 お願いします。

 

  ⁂日高安典 「鹿児島に生まれる」

    あと5分  あと10分

    この絵を書き続けていたい

    外では出征兵士を送る 日の丸の小旗がふられていた。

    生きて帰ってきたら 必ずこの絵の続きを描くから・・・

      安典はモデルをつとめてくれた恋人に そういいのこして、

      戦地に発った  しかし安典は、帰ってこなかった・・・

    

    **************************