* 映画
7月18日 ミニシアター シネモンドで観てきました。
【急に具合が悪くなる】 上映時間 3時間16分

介護施設で 理想の介護の在り方を探求するマリー・ルーと
独創的な演劇の演出家でステージIVのがん患者である真理。
同じ名前を持った二人が偶然に出会い、友情を超える絆で結ぶ物語。
原作に流れるエッセンス 「自分たちを取り巻く社会」 「この世界で生きること」が
描かれていた。
主演は国際的に活躍する俳優、マリー・ルー役にヴィルジニー・エフィラ
真理役に岡本多緒
さらに、長塚京三
監督 濱口竜介
ーパンフレットより抜粋ー
現代社会への問いかけ
医療や ケアーの現場における(しんどさ)の本質を言語化しており、
ただの闘病ドラマでは ありませんでした。
マリー・ルーは介護施設のディレクター
認知症の患者を人として当たり前に尊重しようとするマリー・ルー。
余命宣告をされながらも 新しい舞台づくりに挑戦し続ける真理。
マリー・ルーが 路面電車の中から ふと窓を見ると 列車の横を全力で並走する
青年を見かけ 何事かと思い 列車を降りた。
知的障がいをもっているらしいアジア人青年と出会ったフランス人看護師マリー・ルー
小雨が降り始め 彼女は彼の保護者が来るのを待つ間 二人で大きな木の下で一緒に雨宿りをする景色は
「よいケアーとは どういうことか」という問いかけのように思えた。
迎えに来たのは 舞台監督をする真理。
マリーは 真理から ひとり芝居に誘われ 観に行く。
ひとり芝居の上演中に演者(長塚京三)の孫で自閉症の孫も壇上へ招き入れ
(一緒に雨宿りをした青年でした)
舞台と客席 演じる者と観る者という境界線を越えようとする企画だったようです。
ユマニチュードは
フランス発祥のコミニケションに基づいたケアー療法とのこと。
マリーと真理の
自分が見ている世界だけでは生きられない でもお互いに見えている世界は
想像できる・・・
そんな二人の思い 現実 は、語りの中から伝わってきました。
後半
マリーが働く介護施設のシーンでは・・・
真理は、余命宣告をされながらも 新しい舞台づくりに挑戦し続ける~
マリーの計らいで その施設で暮らすようになる。
木漏れ日が 気持ちいい ある日
「自由の庭」でユマニチュード、
お互いに 足などをマッサージしながら身体接触をとうして次第にみんなが
溶け合うシーンに、自閉症の青年が声を出しながら 駆け巡るシーンもまた自然で・・
彼の存在が大きいと 私は、思いました。
この作品は
【人は弱ったときに どう扱われたいか】という
最も普遍的なテーマだと 思いました。
* 7月20日
メディカル オーケストラ金沢公演があり
友人とご一緒しました。
(医療に携わっている人たちのオーケストラ)

誘ってくださった友人とホールで待ち合わせだったのですが・・・・
すごーい人の行列で、驚きました。
ー調べてみましたー
石川県立音楽堂 コンサートホール
その ホールはパイプオルガンが印象的なクラッシックホールです。
1階 2階 3階席があり 計1560席で 一階は 704席
私と友人は 前のほうに座り 後ろのほうを見てみると ほぼほぼ満席!
2階席 3階席にも観客が~~
ホッとして座り 前の座席に座っている親子さんに 目がとまりました。
高学年であろう少年は、キョロキョロしています。
マー君のママである 私は、直ぐに障がいがあるお子さんだなと思い、心の中で
(楽しんでほしいなー)と思いながら~
昔の私を思い出していました。
私も息子のマー君と一緒にコンサートには出かけました。その時はアーアーと声を出したら、直ぐに会場から出ることができるように、扉の近くに席をとっていました。
その日 そのお母さんも 扉の近くに座っていました。
あーおんなじ気持ちだ・・・と思うと その頃を懐かしく思い出し、そのお母さんの気
持ちを我がことの様に重ね合わせている 自身がいました。
ウルッとなる気持ちを抑えながら・・・。
ドビュッシー 夜想曲「祭り」
から 始まり~
ラヴェルのピアノ協奏曲 この曲は、聞き覚えがあり けっこう楽しめました。
休憩~ が終わり
ベルリオーズの幻想曲 作品14
は、知らない曲です。友人に訊ねると物語があるんですよ ずいぶん難しい曲だなー
とのこと・・・
曲の中盤から打楽器 ティンパニー 大太鼓 小太鼓 トライアングルの 連打が
じわーっと続き大きな音量が会場いっぱいに広がりました。
私は心配になった時と ほぼおんなじ時に少年が落ち着きがなくなり~ どうすれば
いいのかなーと 思っている その時に、 少年のお母さんは、手を繋いで扉の方へ
行ったので、ホッとしました。
最後の方の 「ワルプルギスの夜の夢」の頃に 再び先程のお母さんと少年が会場へ
戻ってきて、アンコール曲もしっかり聴いて拍手をされていました。
コンサート終了後 友人と私は、席を立って、その少年に、
(音楽がお好きなんですね!偉かったですね!)と声をかけると友人もおんなじように
声をかけてお話をしていると 隣りに座っているお母さんは、静かに(ありがとう
ありがとうございます。)と 言われました。
その日の メディカルオーケストラのお陰でいろいろ思い出し~~
帰りに友人と一緒に隣りのホテルでお茶をしたのですが~
友人も又その少年のことが 気がかりだったことを話していました。
その友人が仰るには、
パンやさんをしていた頃 共通の友達と一緒に来られ マー君に会ってから、時折
障がいのひとに お会いすると、気になり 何か できることは? と思うようになっ
たと話されていました。
お会いしてから30年以上たつのですが、そんな話は初めてでした。
2時間ほど たっぷり いろんな話をできたことは 豊かな想いに浸れた時でもありました。
* マー君の成人祝いにヴァイオリンを弾いてくださった方に
メディカルオーケストラへ 誘ってもらったのです。
momo2448.hatenablog.com
momo2448.hatenablog.com
* 我が家のベランダの鉢植え ハーブ いろいろ・・・

* 偶然に 映画 ・ コンサート で 障がいのある青年 少年との出逢いがあり、
こころ温かくなったそんな時に・・・
* 新聞には
相模原市の障がい者施設
津久井やまゆり園事件から10年
すべての命を尊重する社会へ
という 記事が掲載されていました。
あの当時のことが思い出されます。
命に優劣をつける。
優生思想が、社会に根強く残っていることを 鋭くあぶりだしたそんな事件でした。
国連のSDGs「誰一人 取り残さない社会」の理念に異を唱える人は少ない。
その陰で 障がい者への虐待は増えているようです。
この記事を読んで 辛くなりますが、この現実をどのように受け止めればいいのでしょうか❓
* 世之介が 長崎で従兄に話す言葉が心に響いたことを思い出します。
世之介が 障害のある子どもとの接し方を話すのですが・・・
その言葉に「グッと心をつかまれました」
momo2448.hatenablog.com
* 長々と読んでくださり ありがとうございました。