【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

ガザ日記(ジェノサイドの記録) アーティフ・アブー・サイフ ー 中野真紀子訳

 戦場と喪失の圧倒的記録

空爆のたびに、瓦礫や残骸、砲弾片とともに記憶が飛び散り、歴史が消されていく。

救急車のサイレンが鳴り響くたびに、誰かの希望が消えていく」

   2023年10月7日、

   イスラエルのガザ侵攻から3か月間、

   戦場と空爆、逃避行と喪失の圧倒的記録。

 

世界 11 言語で 緊急出版!

          本書の収益は全額、パレスチナ現地で支援に取り組む

          団体に寄付されます。

                    地平社

                                                                  

                  

 

  

 

  イスラエルパレスチナ自治区ガザへの爆撃を始めた 2023年10月7日から

 本書は始まる。

 その日から著者と家族、そしてガザのすべての人々に長く困難な避難の旅が強いられ

 いく。いつ果てることもない空爆、外部との連絡もライフラインもたたれるなか、自   

 らとの愛する人々の生命をつなぐために、誤ることのできない選択を次々と迫られる

 る。

 パレスチナの地で、いま、人々に何が起きているのか。爆撃下の大地で、作家である

 著者が文字を綴り、時にボイスメッセージで出版社に送り続けた日記を、世界11 言語

 で緊急出版。

 

*アーティフ・アブー・サイフ

 小説家、作家。 1973年パレスチナガザ地区のジャバリナ難民キャンプ生まれ

   ビルゼイト大学で学士号、ブラッドフォード大学で修士号取得。

 欧州大学院で政治・社会科学の博士号取得。

 ヨルダン川西岸地区在住。

 

*訳 中野真紀子

 「デモクラシーナウ!ジャパン」代表、 翻訳者。

  訳書にエドワード・サイード「ペンと剣」など翻訳多数

 

*訳者あとがき

 パレスチナ人をして語らしめよ

 この企画は地平社の発足と同時にスタートしたものだ。

世界的キャンペーンで連携している10社には、米国のビーコン・プレス社も入ってい

る。かって『ペンタゴン・ペーパーズ』を出版したことで 有名なこの出版社と肩を並

べているのは大変誇らしく、熊谷伸一郎社長の慧眼にあらためて敬服する。

アーティフの日記について当初から注目されていた丸井春さんに編集を担当していただ

き、おびただしい人名や地名を整理していただいたことは、この短期間で出版に持ち込

むことのできた最大の要因であり、感謝にたえない。

また広島市立大学で教鞭をとられるパレスチナ文化の専門家、田浪亜央江さんが、アラ

ビア語および現地情報のチェックを快諾してくださり、この貴重な現地ルポを正確なも

のにすることができたのは 大きな幸運だった。

大切な休日の時間を割いてくださったことに、心からお礼を申し上げたい。

みなさんの思いに支えられ、このパレスチナ人の声が広く届きますように。

                    2024年 5月 7日 

                           中野真紀子

 

 

   昨年の12月2日

 友人夫婦から 

熊谷伸一郎氏の講演会に誘われ、夫とともに聞きに行く。

タイトルは

言論は死なずに

戦後 民主主義とメディアの再生のために

 

月刊誌『世界』編集長を勤める。部数を3年連続で増加させると共に「働き方改革」を

実施して残業を削減、、調達改革なども進めて経営面で刊行継続を安定させる。

2023年 7月に岩波書店を退職、2024年1月に出版社を創業予定とのこと。

 

 2024年 7月6日 同じく友人夫婦から

金沢の喫茶店で 熊谷伸一郎さんと 翻訳者の中野真紀子さんのトークイベントが

あるとのこと・・・

先ほど 簡単に紹介した『ガザ日記』の紹介でした。

この本は リアルです。なかなか読み進めることはできませんが~~~

紹介をしたくてブログに載せました。

 

余談になりますが~~

翻訳者の中野真紀子さんを熊谷伸一郎さんに紹介したのは 私達の友人夫婦との

事・・・

その翻訳者の中野真紀子さんは 金沢在住だそうです。

この難しくて 大変な翻訳を三か月で仕上げたそうです。

                    驚異的です。