【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

2024年の元旦は 地震から・・・

⁂ 年賀状は ウクライナパレスチナガザ地区の人たちのことを

  思いながら 作りました。

  

 

⁂ 何ということでしょう

  元旦の夕方 4時過ぎ 今まで経験したことのない大きな揺れが・・・

  夫と二人 うずくまってしまいました。

  揺れが小さくなり、部屋を見渡すと 特に落下物もなく 食器棚の扉も閉まった

  まま・・・

  あんなスゴイ揺れだったのに・・・と不思議に思ったくらいでした。

  それと おんなじくらい ほっとしました。

  テレビを付けると おんなじ画面と アナウンサーの警告の声

  情報が入ってこないことが その画面から伝わります。

  

* 私はと言えば 県内外の友人 知人から 大丈夫でしたか? のラインや

  電話が入り・・・

  その度に

  「マンション14階ですが・・・落下したものはなく 壊れたものもありません

   でした」と連絡を入れながら・・・

   夫と思わず発した言葉は 志賀原発が稼働してなくて 本当に良かった。

   と 一緒に言い合っていました。

   ベランダから外を見てもいつもと変わらない景色です。

 

⁂ 二日の朝 テレビを付けると・・・

  時間の経過と共に被害が明らかになり、 火災の映像も映し出されます。

  震源は 輪島市 東北3キロ付近

  マグニチュード 7,6 推定との事・・・

 

  毎年 2日 3日は箱根大学駅伝 を楽しみにしていたのですが

  「今回は第100回記念大会」と 言われても

  心ここに非ずでした。

 

  ブログのお仲間からも 心配をして頂き・・・

  私は先程書いたように 「・・・落下したしたものもなく壊れたものもありません

  でした。・・・」とコメントを書いた後 暫くしてからテレビのチャンネルを

  変えると 輪島の朝市のおばちゃんたちが 魚をさばき売っていた あの建物が

  全部火災でなくなり 瓦礫と なっています・・・啞然・・・

 

  落込みました。・・・想像力のなさ・ノーテンキな自分に呆れるばかりです。

 

  何ができるのかと 思うのですが 見当たりません。 

  珠洲市と関わりのある金沢の友人夫婦が 昨日 珠洲市から金沢まで 8時間かけ        

  て下道を走ってきたことを 電話で知りました。

  「問題のない時は珠洲市金沢間は2時間半くらいで行けるそうです」

  そんな 体験した方の話を伺い・・・

     

 

  被害の大きさを改めて知ったのです。

  救援物資がなかなか届かない現実があるようです。

  能登の方へ行くには のと里山海道 能越道 共に亀裂があちこちにあり崩落多数

  デコボコで 車がスムーズに走れないようです。

  下道は時間もかかり 大変だったとの事・・・

  知恵を絞り 何とか救援物資を届けて欲しいと思うばかりです。

  私達にできることは❓ 

  先ずは 珠洲市の人たちと関わりのある友人夫婦からの情報を待つことに

  しようと 思ったら 心が少し落着きました。