【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

振り返ったり、思いを馳せたりしながら・・・

  マンションを出ると・・・この景色です。

 5月14日は まーくんが旅立って 2年が経ちました。

友人 知人が思い出を語りに来てくださり お便りやラインも・・・

忘れずにいてくださる事が 嬉しいです。

 お忙しい中 もう直ぐ命日ですねぇ と お母さんと共に会いに来てくださった

若い女性は 小さい頃からの知り合いです。

雑木林のパンやさんを開店して 間もないころ 兄弟3人も一緒に 来てくれ・・・

後ろの 小高い丘に登り どろんこ遊びをした後 お店に入ってきた日のことを

思い出します。 元気いっぱいの長女 そのお嬢さんが来てくださいました。

彼女は 海外青年協力隊の一員として エジプトへ行き

障がいのあるお子さんたち と共に アートの世界を広め 教えて 学んで 

楽しんできた女性なんです。

自身の意見を ハッキリ 言う 気持ちのいい方です。

話をしていて おもしろいのです。

まーくんは その彼女を見ると よーく笑っていました。

若い女性だということだけではなく( ^ω^)・・・ 雰囲気が好きだったのでしょう・・・きっと( ^ω^)・・・

 

 それから

 5月14日の命日のその日に ご夫妻でおいでくださった方は

国際法の先生と ドキュメンタリー作品を何本も制作され 何度も大きな賞を受賞されているパートナーです。そのお二人とは 雑木林のパンやさんを開店して 間もなく知り合いました。

もう 30年ほどのお付き合いになります。

いつも 目線の高さが おんなじで 気持ちのいい話ができ 教えられる事が多いんです。

マー君も一緒に楽しい思い出が いっぱい( ^ω^)・・・

一緒に 何度か温泉にも行ったし 食事は何度も・・・

 最近 能登半島地震があり 被害の様子を新聞やテレビで見るたびに 心配を

しながら 夫と話すのは 珠洲原発ができなくて・・・本当に良かった・・・と

その彼女が制作したドキュメンタリー【能登の海 風だより】には

原発に 反対する おばちゃん達が何人も出ています。言葉に力があり

おもしろいのです。・・・おもしろいって大切・・・だと思っています。

 

 ラインには

今日は まーくんの命日ですねぇ

一年 一年が早いですね 章子さんがまーくんとの思い出を

だいじに だいじに 綴っているのを まーくんも

どんなにか幸せな想いで、ご覧になっていらっしやるでしようネー と

 

皆さんから 大事にされていた息子のことを思い ただただ ありがたいです。

 

 

  一週間遅れで

 5月21日 日曜日に 菩提寺の聞善寺にて 三回忌法要も終わり

東京から来てくれた まーくんの従兄弟たちと一緒に 金城楼で会食もでき・・・

私の姉は【まーくんのお陰でみんなと一緒に 愉しいお話ができ良かったー】と

しみじみと語っていました。

法事って そういう場でもあるんですね。

 

 

     ・・・最近 読んだ 小冊子の一文から・・・

     そばに 悲しい出来事があった人がいて、

    その人がわりと元気そうに見えたとしても

    【大丈夫だ】と、ある時の一つの表情だけを見て

    判断してしまわずに、慎重に、しずかに見守ろう と

    いう 気持ちが大切ですね・・・・

 

 

momo2448.hatenablog.com