【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

何もしてないようで 深く役立っている・・・

   

 

⁂ 昨年の一年間は、マー君に出会った人達とパンやのお客様が、沢山会いに来て

  くださいました。

  どの方もお店に入っていくと、いつもニコニコしていたねーと仰って下さる方が

  何と多かったことか~

  残念ながら私は パンを作るのに一生懸命で、パンやのお店でのマー君の笑顔は

  記憶にないのです。

 

     そう書いた時 宮文子さんが Facebookのコメントに

  そう そう!ぱんやさんは片手間って 訳にはいきませんね

  マー君は、ちゃんと監督を務めていたのですね 偉い( ^ω^)・・・と

      嬉しいコメントでした。

 

     メッセンジャーからは

  今日は、マー君の いのちの日ですねー

  店先で、あのコックさんの帽子を被ったマー君を思っています。( ^ω^)・と

     嬉しいメッセージでした。

 

⁂ 雑木林のパンやさんを始めた頃は

  重度の障がいのある子供が、見ているだけの仕事を監督と言い、働いてもらうこと

  そのことを 特に言わなくても お客様として、来られた方が感じてもらえばいい

  と、ずーっと思っていました。 そんな日常を大切に思い

  新聞やテレビは ほとんどお断りしてきたのです。

  昨年 息子が亡くなり ブログを書くようになってから~

  いや、それ以前から頭から離れないのは・・・

  相模原のやまゆり園での事件です。 あの時から自問自答の日々が続いています。

  重度の障がいを持ちながらも、価値のある生き方を知ってもらいたいと・・・

  それは、私達家族だけではありません

  確かに大変なこともあります。将来の不安もあります。

  不安が少なくなる様に日々考え 行動していたことも事実です。

  どの家族もおんなじです。

  何よりも この子達 この人達から 目には見えない大切な宝物をもらっている

  のです。

  その宝物は 家族だけではなく、出会った人達みんなにです。

 

相模原市津久井やまゆり園での事件・・・から

安藤 泰至「あんどうやすのり」氏 生命倫理

再生に向けて・・・

 おそらく その子の存在を受け止めるときに 

 頭で考えてもわからないような大事なものを

 抱えて生まれてきたのだろう と かえって貴重な

 存在として みていきたい。

 

 

 



  

  

 

 

 

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