【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

カナダへ行くまでのストーリー【その5】

 カナダへ行くまでの出会いを読んでくださり ありがとうございます。 

今回は序章の最後になります。

 

 神戸の S・みやこさんに私達家族の英語の紹介文を送ったところ

間もなくフェイマス・ピープル・プレイヤーズの現地地図を送ってくださいました。

 送って頂いた地図を持ち、旅行会社を何箇所か尋ねたのですが・・・

お願いできるような雰囲気ではなく~ 困り果てていました。

そこで 雑木林のパンやさんの常連客で 長年にわたり国際交流のボランティア活動を

されている 北濃さんに話を聞いてもらったのです。

話の流れの中で 数ヶ月前に娘さんの留学先へ 妹さん家族も一緒に6人でアメリカへ

行ってきた話を聞きました。

 その時に 担当された方は 日本交通公社 旅のサロン金沢の Y・k さん・・・

この方なら きっと・・・という言葉をたよりに・・・3人で伺いました。

Y・k さんは話をしっかり聞いてくださり、何とか力になろうという姿勢が見えました。

【お願いできる】と思ったのは、私だけではありませんでした。 

マー君も一緒に何度か伺い、話を詰めていきました。

全介助の子供です。もちろん車椅子使用です。

一番の問題は、紙オムツを交換する場所があるか?どうか?

そのことを担当のY・Kさんに話したところ・・・航空会社へ問い合わせをして下さった

のです。 後日 回答があったことを知りました。

機内の中央にある 二箇所のお手洗いの真ん中の隔壁板の鍵を開けてもらうと広い

スペースになり、三人で入ることが可能とのこと・・・

Y・Kさんの思いが言葉になり、行動へとつながったのです。

私達の不安を 一つ一つ解消して下さった事に深く感謝しました。

ほぼほぼ 気が付く限りの問題は解決できました。

 そんな時 Y・Kさんから数枚の手紙が届きました。

初めての海外旅行なので、微に入り細に入り 注意すること、気を付けなければいけな

い事が、丁寧に書かれてありました。その手紙を読み終えた時に・・・

小さな不安が 大きな安心へと変わりました。

それからは 三人分の荷物をいかに少なくするかを 考えながらの準備の始まりです。

 

次回は関西空港から エアーカナダ AⅭ 894便でトロントへ( ^ω^)・・・