【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

3・11 東日本大震災から13年

   先週 玉川図書館で この本との出会いが・・・ありました。

 

 

1 終わらない原発事故

「この国の失敗」と言うべき東京電力福島第一原子力発電所の事故は、放射能

汚染によって広域にわたって住民の帰還ができなくなるとともに、使用済み核

燃料や汚染土の最終処理場をどこにするか、増え続ける汚染水をどう処理する

かなど、解決困難な問題が続出している。ほかの事故とは全く異質な原発事故

の特異性の本質を明らかにするには、次々に起こる様々な問題を「現場の状況」

「被害の現実」「人間・ 住民、被害者」という視点から分析し、そこから

一般性のある教訓をあぶり出していくしかない。

 

「死者は一人もいない」という欺瞞       ―2012・7

福島第一原発事故放射能の直接的影響で亡くなった人は一人もいない」

と言ったA氏は「個人としての意見」と断っていたが、原発担当の現役の課長である。

原発推進の意見を述べるのは、当然のことだろうが、私が【えっ】と驚き、

【やっぱりそうだったのか】と暗澹たる思いにさせられた、発言だった。

 

2 この国を蝕む「安全文化の日本病」

 

3 「被害者の視点」が映し出す真実

 

4  なぜだ、この国の「命の危機」

 

5  3・11後の死生観

 東日本大震災福島原発事故は、主に巨大津波によって一万八千人以上の死者・

行方不明者を出したうえに、長期にわたる避難生活のストレスによる災害関連死

が東北三県だけで二千数百人に達していることや、津波浸水地域や放射能汚染の

高い地域には家も街も再建できなくなったことなどから、人々に大きな衝撃を与え、

命への感覚や死生観にまで影響を与えた。その深い実相は、これから徐々にいろいろ

な形で表面に姿を見せるようになるだろう。

 

      おわりに の一文には・・・

 【安全文化の日本病」は福島原発事故の教訓も生かされずに、

  地下にマグマ溜まりになってうずいていると見なければ

  ならないだろう。

  

  究極において需要なのは、人間の問題だから・・・と

 

 

                        望郷ーこれから先は

 福島第一原発事故直後に 福島県田村市から金沢市へ避難した

浅田正文さんと真理子さんご夫妻は、福島の自然を味わう暮らしは

もう元には戻らないと感じ、金沢に住み続けている。

原発の再稼働を進め、復興五輪を打ち出す政府の姿勢に「日本は変わらなかった」

と思う。

それでもあきらめず、二人は語り続ける。

【福島と同じことを二度と起こしてはならない」と。

            2021年3月12日 中日新聞の記事

 

 その新聞に投稿された浅田正文さんの 発言 を 切抜いていました。

その投稿は上の写真に・・・

 

2023・4・26 投稿 の ピックアップ

原発ごみ10万年管理可能か

  NUMOは十万年先まで安全に管理すると言うが無責任

  極まりない。

 

2023・9・2 投稿 の ピックアップ

処理水放出「責任持つ」とは

   岸田首相は、全漁連に対し

   「数十年の長期にわたろうとも完了するまで政府として

   責任を持って取り組む」と述べた。

   誰がこの言葉を信じられようか。

   責任を持つとはどういうことなのか?

 

2023・10・2 投稿 の ピックアップ

ごみ捨て 原発は特別扱い?

  ごみを捨てるなと言っている大人が、

  いうこととやることがちがっていませんか。

    提案です。

  処理水海洋放出の可否は安全性「危険性」などの

  技術論を超え、哲学・倫理・憲法「人格権」などの

  専門家も交えた抜本的な議論を願います。

 

 

 

浅田真理子さんの投稿 2023・5・1 の ピックアップ

   選挙に無関心 目覚めるには

 選挙に行かないサイレントマジョリティーは

 本当に現政権を支持しているのか。

 現状を肯定しているのか。

 日本の将来の姿にどう責任をとるのか。

 この一見善良な多数派を目覚めさせる方法は

 ないものか。

 

今年の 1月に届いた

【新しい署名のお願】の用紙には・・・

能登半島地震の大きな揺れと被害の心配が・・・

2011年の東日本大震災福島原発事故

遭った者として、

日を追うごとに亡くなられる方が増えていくことに

胸が締め付けられます。

と書かれてありました。

私もまた お二人の心中お察し申し上げます。

 

お二人から年賀状ではなく、年末挨拶状が届きます。

その挨拶状には・・・

2011年末から始めた年末挨拶状が早くも13年目、

原発ゼロ実現まで続けます。と

 

 日本の行方は私たち一人一人の思い、

  行動にかかっています。

【あきれ果てても諦めない】を合言葉に

 

   浅田さんご夫妻の思い 生き方を 知りたいと思い

   新聞を切り抜いていたのです。それらをブログに載せることができました。

   「ご本人の承諾を得ています」

   まだまだ たくさんの思いがある事を想像しています。

   能登半島の人たちのことも、日々思いめぐらしていると書かれていました。

 

    胸が締め付けられています。

   知らない人たちからの応援にも感謝し心温かくなっています。

   そして祈っています。

 

 

momo2448.hatenablog.com

 ⁂ ブログにコメントを下さっている 有為自然さんが2月18日に

   横浜放送ライブラリーへ【能登の海風だより】を見に行って

   くださったことを ブログに載せてありました。

   なんと・・・2回も行かれたのです。

   一回目は休日・振替のため閉館だったそうです。

   【能登の海風だより】は能登の海とそこで暮らす人々に感動した

   と 書かれてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

  

 

 

 

 

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