【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

ロシアがウクライナへ侵攻して2年。 図書館に    リクエストしていた本が届きました。

 二年前に ウクライナ民話【てぶくろ】をアップした時は

こんなに長く そして こんなに酷いことになるとは・・・

 

 この民話は かの地のおばあちゃんたちが 大きい人も 小さい人も

力の強い人も 力の弱い人も みんな 一緒に暮らせたら いいね!

という メッセージが 込められています。

あの日から我が家のリビングに【てぶくろ】の絵本とマー君の写真を

立てかけてあります。

ウクライナが平和になったら、この絵本を本棚に戻そうと・・・

早く 本棚に戻したいです。

 

 

 前回のブログ 点畠大輔著書【弱さ】を【強み】に載せた後

図書館で リクエストをしていた本が届きました。

その本 二冊を紹介します。

 

   * しゃべれない生き方とは 何か 

 

 

 筆者と通訳者の日常のやりとりが 多く書かれています。

「先読み」のあり方の難しさも・・・。

天畠さんの様に研究を生業としなくても「発語困難な重度身体障がい者」は

自分の介助者で【変革】していかなくては

自らの生活は難しい。

しゃべれなくても、自分のやりたいことを追及して生きていくことはできます。

そうしたメッセージと同時に、しゃべれないことによる みえない苦労も多くの

方に知ってもらいたい。

そんな 思いもこの本に込めたと 書かれてありました。

障がい者のコミュニケーション」を専門とするフィールドを模索するうちに、

東京大学先端科学技術センターの福島智氏と立命館大学大学院先端総合学術研究科の

立岩真也氏に出会った。

全盲ろうという障がいをもつ福島氏は情報のインプットに、

筆者はアウトプットに大変な苦労があるという点で、健常者とは異なる極限状態で

生活していることが共通している。

そして、そのうえで研究者として活動している福島氏の姿に、将来の可能性が一気に

開けたように思えた。とも書かれてありました。

一方社会学と障害学を専門としている立石氏は、筆者のような重度障がいをもつ学生が

大学院で学ぼうとすることを【ついに来たか】と歓迎し、

親身になって受験やその後の学生生活へ最大限配慮してくれた。

その点に筆者は将来への可能性を感じ、立命館大学大学院への受験を決意し、準備を始めた。との事・・・2012・

 

  福島智氏の著書                                  【盲ろう者として生きてー指点字によるコミュニケーションの復活と再生】

 福島智氏は以前 金沢大学の研究者でした。

 

 

 

 

 

  この本は静岡県立中央図書館からお借りした本です。

 

 多くの論文投稿とエッセイが書かれてあります。

全部は 読むことができませんでした。

天畠大輔氏からのつながりで 借りた本です。

 

その中から

リプライ  深田一郎氏の書評に応えて

  *【しゃべれない生き方】は通訳者の人間性を引き出す~

  *ゆずれない【個】とは何か

  *障がい者像における【強い 弱い】とは何か

 

当事者と通訳者が共に主体性を発揮しながら生きていく【しゃべれない生き方】

の実践を今後も続けて行きたい。と

書いてありました。

 

 

この本の紹介は簡単すぎです。 ごめんなさい。

興味を持たれた方は この本を図書館でお借りしてください。

 

 

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