二年前に ウクライナ民話【てぶくろ】をアップした時は
こんなに長く そして こんなに酷いことになるとは・・・
この民話は かの地のおばあちゃんたちが 大きい人も 小さい人も
力の強い人も 力の弱い人も みんな 一緒に暮らせたら いいね!
という メッセージが 込められています。
あの日から我が家のリビングに【てぶくろ】の絵本とマー君の写真を
立てかけてあります。
ウクライナが平和になったら、この絵本を本棚に戻そうと・・・
早く 本棚に戻したいです。
前回のブログ 点畠大輔著書【弱さ】を【強み】に載せた後
図書館で リクエストをしていた本が届きました。
その本 二冊を紹介します。
* しゃべれない生き方とは 何か
筆者と通訳者の日常のやりとりが 多く書かれています。
「先読み」のあり方の難しさも・・・。
天畠さんの様に研究を生業としなくても「発語困難な重度身体障がい者」は
自分の介助者で【変革】していかなくては
自らの生活は難しい。
しゃべれなくても、自分のやりたいことを追及して生きていくことはできます。
そうしたメッセージと同時に、しゃべれないことによる みえない苦労も多くの
方に知ってもらいたい。
そんな 思いもこの本に込めたと 書かれてありました。
又
「障がい者のコミュニケーション」を専門とするフィールドを模索するうちに、
東京大学先端科学技術センターの福島智氏と立命館大学大学院先端総合学術研究科の
立岩真也氏に出会った。
全盲ろうという障がいをもつ福島氏は情報のインプットに、
筆者はアウトプットに大変な苦労があるという点で、健常者とは異なる極限状態で
生活していることが共通している。
そして、そのうえで研究者として活動している福島氏の姿に、将来の可能性が一気に
開けたように思えた。とも書かれてありました。
一方社会学と障害学を専門としている立石氏は、筆者のような重度障がいをもつ学生が
大学院で学ぼうとすることを【ついに来たか】と歓迎し、
親身になって受験やその後の学生生活へ最大限配慮してくれた。
その点に筆者は将来への可能性を感じ、立命館大学大学院への受験を決意し、準備を始めた。との事・・・2012・
福島智氏の著書 【盲ろう者として生きてー指点字によるコミュニケーションの復活と再生】
福島智氏は以前 金沢大学の研究者でした。
この本は静岡県立中央図書館からお借りした本です。
多くの論文投稿とエッセイが書かれてあります。
全部は 読むことができませんでした。
天畠大輔氏からのつながりで 借りた本です。
その中から
リプライ 深田一郎氏の書評に応えて
*【しゃべれない生き方】は通訳者の人間性を引き出す~
*ゆずれない【個】とは何か
*障がい者像における【強い 弱い】とは何か
当事者と通訳者が共に主体性を発揮しながら生きていく【しゃべれない生き方】
の実践を今後も続けて行きたい。と
書いてありました。
この本の紹介は簡単すぎです。 ごめんなさい。
興味を持たれた方は この本を図書館でお借りしてください。