【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

カナダへ行くまでのストーリー【その2】

  家族3人で カナダへ行きたいと思った きっかけは

  雑木林のパンやさんでの・・・

  人 出来事 思いの つながり・・・。

⁂ 金沢から時折 雑木林のパンやさんへ来て下さるお客様は、お昼のご馳走を

  持って来て下さる方が多く お店のパンが売り切れるころ 午後1時ころから

  みんなで ランチタイム( ^ω^)・・・ その時のお喋りは近況あれこれ

  そんな中でも 私の興味をひいた話は、小さい子供を連れての留学先での日常

  でした。  そんな話は まだ行ったことのない外国での生活を興味深く聞いて

  いました。

 

⁂ それから・・・ある時 友人の娘さんが カナダ・ビクトリアへ留学しており

  休暇中に帰国して、お母さんと一緒に我が家へ遊びに来た時の 話から・・・

  マーケットへ買い物に行った時の様子を話してくれたのです。

  【お買い物をして 支払いに行くと ストレッチャーに乗った女の子がレジの

   女性と何やら喋っているのよ・・・それも けっこう長ーく・・・

   そんな雰囲気の中で順番を待っている人達は・・・なーんにも言わず・・・

   みんな穏やかな表情だった】 と言うのです。

   その雰囲気が いい意味で ビックリ だったというのです。

   その彼女の弟にも障がいがあり いっしよに出掛けるときは いろいろ気遣って

   買い物等をしていたのだろうと思います。だからこそ感じた 日本とは違った

   印象だったのでしょう・・・

   その話を聞いて【そんな国へマー君といっしよに行きたい】と強く思いました

 

 

 

⁂ それから間もなく

  パンやへ手伝いに来てくれていた青年のお母さんが 

  フェイマス・ピープル・プレイヤーズ【FPP】の三重 いせ 公演に行ってきた

  話とパンフレットを持ってきてくれたのです。

  その感動は ビンビン 伝わってきました。

  いっしよに聞いていたマー君にも、伝わっていたことでしょう。

  そんな心が動く 出会いや 思いが 次から次へと 私の心に棲みつきました。

  一度 棲みついた思いは だんだん大きくなり・・・

  置いていってくれたパンフレットを見て 読んで 整理券販売所 等 電話番号

  が記されている所へ、次から次へと電話をし お尋ねしたのは【どなたに尋ねたら

  フェイマス・ピープル・プレイヤーズを日本に導かれた方なのか】と いうこと      

  ・・・なんです。 ようやくその方に辿り着いたのです。

  その方は 神戸にお住まいの S・みやこさん でした。

  思いと 具体的な話が ほんの少しだけ見えてきたので~

  夫に【マー君を連れてカナダへ行きたい】と話したところ 夫は意外にも

  【いいんじゃない】と言ってくれたので 直ぐに一歩踏み出しました。

 

   その3は 神戸の S・みやこさんに会いに行くことから( ^ω^)・・・