【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

トロント 最後の日は フリータイム 

  

     Toronnto Islands にて

 

 ブログ1月28日カナダへ行くまでのストーリー【その4】に載せた Ⅿ/sitakaさんが

英語による紹介文を作成して下さった方の お嬢さん「tomoちゃん」が偶然に

トロント

短期留学をすることを知り 日程をお聞きして この日に会うことになったのです。

最初に会ったのは福井の宿舎で( ^ω^)・・・

それも tomoちゃん赤ちゃんの時( ^ω^)・・・

マー君が使っていたベッドを【貸してほしい】と tomoちゃんのお母さんM/sitakaさん

からのリクエストがあった時から より親しくなったように思います。

tomoちゃんが2歳~3歳の時に我が家は金沢へ・・・

その後 彼女とお会いすることはなく ほぼほぼ18年ぶりなんです。

 

 その日は何時ものように朝食 マー君もしっかり食べる事ができ 

ホットしていた頃 tomoちゃんから電話があり 11時にロイヤルヨークホテルで

会うことになりました。

18年ぶりにお会いして、解るかしら と 少々心配しましたが すぐわかりました。

数年前 拙い手仕事でプリントのTシャツを作り 送ったことがあったのです

そのTシャツを着て来てくれました。

そんな心遣いが嬉しく いっぺんに笑顔になりました。

不安が 吹っ飛びました。

ご挨拶をした後 tomoちゃんからトロントの学校の友達と一緒に行ったことがある

Parks and Recreation  へ行くことになりました。

トロントの人達は お休みになると家族と一緒に船に乗り 緑を楽しみに来るとのこと    

 ( ^ω^)・・・

Islands は 整理された 豊かな自然 で清々しい気持ちのいい場所でした。

芝生に座り それぞれの思い出を語りあうことにより だんだん距離が近くなり・・

数年前 ジーパン一本を持って・・・2か月間中国で暮らし 勉強をしてきたことも

話してくれました。それから 読書のことになり 今興味深く読んでいる本は

坂口安吾】の本とのこと・・・ 私は名前を知っている程度でしたが・・・

話を聞いていると だんだん興味がわいてきて 帰国したら読もうと・・・・

読みました。

      【桜の花の満開の下】

       満開の桜の瞬間性と循環性 死の持つ一回生と無限性とが

       いっしよに混在する。

 

 坂口安吾  堕落論  抜粋から~

純文学のみならず 歴史小説推理小説 文芸や時代風俗

から古代史まで 広範囲に 材を操る随筆 囲碁 将棋に

おけるタイトル戦の観戦記など多彩な活動をとうし 無頼派

と呼ばれる歩を築いた。

 

 思い出と共に 読書のことを話すと だんだん 近くに感じるようになったのは

私だけではなかったようです。

夕方 ホテルへ帰り ロイヤルヨークホテルでディナーをしながら喋ったことも

楽しく マー君が時折 笑うので それがまた いい雰囲気のディナーになった

ようです。

tomoちゃんは さっぱりとした 夢を語る 女性でした。お母さんと重なります。

とても嬉しく 懐かしく思える出会いでした。

 

 

 

 

    明日  私達はトロントにさようなら・・・

    バンクーバーへ行きます。

    tomoちゃんはナイヤガラの滝へ行くとのこと( ^ω^)・・・

    再会を約束して、見送りました。

 

    2023.4.4 の新聞から

    兼六園は入園過去最多 との見出し

    歩いても 行ける所に住んでいるのですが・・・

    行けませんでした。