【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

【ほめ言葉のシャワ―】 のことも・・・

 

【うるさくなんかないよ】と言った 小さな女の子が小学生になる頃にスウさんちは

金沢の北の方 津幡町に家を建てました。

ほぼほぼ 時を同じくして

我が家は金沢の南の方 辰口町に家を建て お互いの家を訪ねる時は車で1時間半ほど

かかる距離に住むことになったのです。

 

けっこう遠いところから、万依ちゃんと 一緒にパンを買いに来てくださることが

ありました。

お客様として ですから 突然です。 マー君もきっと( ^ω^)・・・

パンが売り切れると  パンやの入り口に

【今日焼いたパンは 売り切れました】と木の札を掛けます。

それから みんなでランチタイム~

お食事が終わると マー君は車椅子から、カーペットへ・・・

すると その日は万依ちゃんも一緒に・・・

二人並んでテレビを見たり・・・お昼寝まで一緒に・・・

あんまり 可愛いくて その時に写真を撮りました。

 

 

 

ある日のこと 太白台小学校でパン作りを一緒にした おんなじクラスの女の子も

来てくれました。

雑木林のパンやさんの前で写した 可愛い二人です。花束を持って・・・

 

 

それからは 万依ちゃんは 中学生 高校生 大学生になり ほとんど会うことは

なかったのですが~ お母さんのスウさんから 万依ちゃんの卒論【場の持つ力】

を見せてもらい 読んだことを思い出します。

お母さんのスウさんが 開いた【紅茶の時間】で育った万依ちゃんだからこその

卒論だと・・・今もその根底にあるものを大切にしているんだろうなーと・・・思っています。

 

    パンの授業に行った時の思い出のブログです。

 

 

 

  最初の写真【ほめ言葉のシャワー】のことを・・・

この小さな本「文庫本の大きさ」の初版発行は 2008年 

2019年  22刷 発行

 

 もう一度読み  載せたいと思ったところ、 知ってもらいたいと思ったところをを

 ほんの少しだけ・・・

 

****はじめに****

 

    あなたに、お聞きしますね。

  あなたが言ってもらいたいほめ言葉、はなんですか。

ふつう「ほめ言葉」というと、あなたのすてきなところを認めてくれる言葉のこと。

でもそれ以外に、こんなふうに言ってもらうとうれしい、って意味もあると思います。

  今日は、ほめ言葉を「言ってもらえたらうれしくなる言葉」とうけとめて、

  ちょっと考えてみてください。あなた自身への贈り物にするつもりで、ね。

    もう一度お聞きします。

あなたが、本当は言ってもらいたいほめ言葉、贈りたい言葉、はなんですか。

 

                  スウさんが書いた**はじめに***は

                  真ん中だけ載せました。

                  ごめんなさい。

                     

 

 

 

****おわりに****

             中西 万依

この本に登場する言葉はどれも、実際に「ほめ言葉のシャワー」に参加したみなさんが

書いた言葉をもとにしています。 それを並べてみたとき、私はその言葉のすべてを、

美しいと思いました。

えらい学者さんが机の上で練り上げた言葉じゃなくて、今この世に生きているどこかの

誰かが、自分の生活の中から生み出した言葉。そんな言葉の呼吸が伝わってくるような

本にしたい、という思いをカタチにしたらこんな本になりました。主役は、それぞれの

言葉たち。

みなさんと一緒に、本を作ることができたように思います。

 母と2人で編集をする中、お互い、自分にはできないことをしているんだな、と何度

も実感しました。一緒に書いたコラムは、2つの感性が混ざりあって、決して一人では

生み出せなかったものになったと思います。

まるで化学反応が起こったみたい。当の本人たちもびっくりです。

そういうときに 2人を繋いでくれたのが、言葉でした。

ひとつ仕事を仕上げてもらったら「ありがとう、おつかれさま」文章を読みながら

「あっ、ここいいね」時には、この本に登場する言葉もいくつか。ほめ言葉を書いたり

読んだり、という本づくり作業のおかげで、すぐ手の届くところにいつもほめ言葉があ

ってくれたのだと思います。この本が、そんな感覚をあなたにも手渡すきっかけになれ

たら、嬉しいです。

 

                 こんなふうに思い 文章を綴った万依ちゃんは

                 「うるさくなんかないよ」と言った小さな女の子

                 なんです。

      

 



⁂ 金沢の21世紀美術館にこの本【ほめ言葉のシャワー】を置いてあるとのこと

  来られた時は 手にとって見てください。

⁂ 23回目の増刷にあたっては これまでにない大幅な印刷代と紙代の値上げに

  直面し やむなく10月1日より 550円に改定させて下さいとの事・・です。