【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

セカンドオピニオンと免疫を高める・・・こと

 

 前回のブログ 【上高地の思い出 釜トンネルのことを・・・】の

後半に肺がんの手術をしたことを載せたのですが・・・今また 詳しく備忘録として載

せます。

お付き合いくださいませ。

 

 19年前 認知症になった 義母はグループホームへ入所

その後 忙しくはしていましたが、マー君との日常が続いている中で、ずっーと

健康診断を受けていなかったので、友人のパートナーが勤務医をしている病院で

2004年5月20日に 一日ドックで検査を受けたのです。

検査が終わった後 先生から思いもよらないことが伝えられました。

胸部CTで 右肺上葉に1.5miri 前後の淡い影があるとのこと、癌かもしれません。と

言われました。

まだ 小さいので しばらく様子を見ながら 定期的にCT検査を受けてください。と

7月末 先生から 小さくなったり・・消えたりしていないので 手術をした方がいい

ですねーと言われたのです。

その言葉を聞いたときは ショックでしたが「癌かもしれない」と思っていたので

やっぱり そーかーという思いで受け止めました。

帰宅をして 夫に話すと【早く見つかって良かった】と夫もまた どうすることもでき

ないので・・・

受け止めたようです。

その時に病院の先生から 8月に手術をするのはどうですか?と聞かれましたが・・・

マー君をお願いする施設を

探さなければ 返事はできません。と答えました。

 

施設にいろいろ お聞きするのですが・・・7月にお願いして 8月のショートステイ

難しいとの事・・・を 先生に伝えた間もなく その先生は学会でシンガポールへ行く

ことになり・・・

気持は 宙ぶらりん状態でした。

 

 雑木林のパンやさんは毎年8月は 一か月間の夏休みになります。

その年は旅行の計画を立てずに のんびりとした日々を送っていました。

そんな時 パンやさんのお客さんであり 友人に 肺がんだと 診断をされたことを

話すと・・・間もなくパートナーのお医者さんと一緒にわが家へ来てくださったので

す。マー君や義母のことを知っているので 心配をして下さったのだと思います。

 

頂いていたCTの写真のコピーを見てもらうと、その先生は

今 現在「19年前」の肺の手術のありようを 教えてくださいました。

胸腔鏡手術で 手術中に病巣を顕微鏡で見て どれくらい 切除すればいいかを判断を

するとのこと・・・

その手術方法をしている病院は金沢大学附属病院と県立中央病院です。

もしそこで 手術をするようであれば 紹介状を 書きますと 仰って下さいました。

夫と私は「傍らにいたマー君も」 初めて伺う話に聞き入っていました。

 

でも 気がかりなことが・・・最初に肺がんを見つけて下さった友人のパートナーの

先生に どの様に伝えればいいか 悩んでいることも・・・話すと・・・

今の手術のありようを 話してくださった先生は

セカンドオピニオンを広めるのは 僕たち医者ではなくて

 患者さん自身がセカンドオピニオンを広めていかなければ

 なりません。】と言われたのです。

心に響く 説得力のある言葉でした。

 

その言葉を 心の真ん中において 最初に見つけて下さった先生の元へ伺い

話をすると・・・機嫌が悪くなり・・・お礼を言って病院をあとにしました。

そんなことを夫には話し・・・感謝しながら 一歩前に進もうと話合いました。

 

 8月末に紹介状を持って、県立中央病院の 0先生の診察を受け 手術日を決めたの

ですが 順番を待つ患者さんが いっぱいで 12月14日が手術日になりました。

 

 次は マー君ショートステイのお願いに伺いました。毎週通っている施設へ・・・

今回は 日程に余裕があり 入院の一日前から10日間のショートステイを承諾してもら

いました。ホッとしました。準備ができました。マー君はこんなに長いお泊りは初めて

です。この経験もまた力になると信じて・・・マー君に伝えました。

 

12月14日の手術は無事に終わり 手術をしてから 3日後 先生から外泊してきてくだ

さい  その方が回復が早いですよと 言われ 病院から マー君に会いに行ったので

すが・・・なかなか笑わないのです スキンシップをしたり・・・耳元で22日は退院だ

から 迎えに来るからねーと 話すとようやく笑顔になり( ^ω^)・・・ホッとし

て 病院へ戻りました。

 

22日 退院の日 手術の説明を主治医の先生より受けました。肺腺癌で早期発見でした

との事・・・

3人の先生のお顔が頭をよぎりました。おかげ様です。

退院後は2週間ごとの通院

その時に 最終病理検査の結果はやはり肺腺癌 再発率は10~20%

その時に「顔つきが良くなかったなーと」ポツリと言った先生の言葉が ずっ―と気に

なっていました。

補助療法をしなくてはならないようです。この時は肺がんと言われた時よりもショッ

クが 大きかったです。

抗がん剤はユーエフティ 1月26日から飲み初めました。47日間薬を服用しました。

後半 疲れやすくなったことと 同時期 爪に変形があらわれました。

それと 白血球減少 数値は2800 

先生は その数値を見て ユーエフティを飲むのは止めましょう・・・と言われまし

た。どういうことか解らないまま 現実を受け入れようと思いながら帰宅しました。

 

それからです

安保徹先生の本を読み 友人がダビングをして下さったラジオ深夜便で話されている

安保徹先生の言葉・・・

免疫を高める話に耳を傾けました。

無理なく日常生活の中で続けられることをしよう・・・と決めたのです。

再発はしないように・・・夫に マー君とおばあちゃんのお世話をさせる訳にはいかな

い。 との・・・強い思いがありました。

 

読んだ本は「病気は自分で治す」と 「免疫革命」などです。

 

本から抜粋した文章を載せたいと思ったのですが・・・今日は

ここまでにします。近いうちに載せますので 宜しく( ^ω^)・・・

長々と読んでくださり ありがとうございました。