【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

君たちはどう生きるか 吉野源三郎著

 私も 今更ながら本年もよろしくお願いいたします。

今までのように、ゆっくり ゆっくり 思い出を綴っていきたいと思います。

 

 君たちはどう生きるか  この本に出会ったのは 結婚して 夫の本棚を

覗いた時に・・・ほとんどが囲碁の本、加えて将棋の本・・・

仕事にしつような本は ほんの少しだけ【夫の名誉のために・・職場に置いてあった

ようです】 そんな本棚に この小さな本 があったのです。

 

    

 

  発行所  新潮社

  昭和 44年12月15日 発行

  昭和 45年5月10日 三刷  定価 500円  と記されています。 

 夫に尋ねると 誰だったかなー 講演会があり 勧められて 買ったとのことです。

夫から 読んでみたら と言われ もう50年ほど前に読んだ本なんです。

この本もまた 時々思い出し 心の深いところに届いています。

何人かの友人のお子さんにプレゼントをした記憶があります。

その当時は あまり知られていない本でした。

数年前にテレビで アナウンサーから紹介があり それ以後 本屋さんで 度々

見かけるように なりました。

本の大きさも違い 表紙絵 も違いました 「私としては ちょっと ショック」

何でも 宮崎駿監督が「君たちはどう生きるか」を アニメ映画にするとのこと

そのことを ニュースで知り 年の初めは この本を と思っていたのに・・・ 

こんなに遅くなりました。

 

   ご存じの方も多いと思いますが~ 簡単に紹介させてもらいます。

1937「昭和12年」少年 少女向けに出版された。著者の吉野源三郎岩波新書

創刊したジャーナリスト。

 中学2年の通称 コペル君が同級生や叔父らとの交流、議論を通じて、社会の

成り立ちに目を開き、自分はどう生きたらいいのかを考える。

生き 生きと描かれいます。

コペル君の物語の後に それを分析する「叔父さんのノート そのノートにいろいろ

教えられる・・・・叔父さんが投げかけた問題は答えを見つけることではなく、

導き出すこと・・・自分がしたこと・・・その過程・・・等々

問いかけてきます。

 

    次回からは 家族3人でカナダへ

       目に見えることは何にもできない 全介助の息子を

       連れての海外旅行( ^ω^)・・・に

       行くことができたのです。