【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

5月14日は息子 マー君の いのちの日

 

 

 その日に 私の姉からアレンジメントが届きました。

姉は小松市に住んでいて・・・84歳です。

自分の年もさることながら 姉も もうこんな年になったのかと・・・

感慨深いです。

マー君が小さい頃 セーターやベストを編んでプレゼントをしてくれて

いたことを思い出します。

みんな 気にかけてくれていたのですが・・・特に言葉かけはありませんでした。

亡くなった私の母は どうなることかと 心配なんだけど・・・

せいちやん「マー君の父親」があんなに・・・可愛がっているから・・・と言った言葉

も思い出します。

みんな 多くの言葉かけは ありませんでした。私の気持ちをおもんばかりだったんで

しょう。

マー君が亡くなったのは47歳 たくさんの出会いがあり たくさんの人に可愛がって

もらいました。

こんなふうに ブログに載せるようになったことも・・・・読んでもらい知ってもらう

ことも大切なことだと思っています。 マー君だけでなく 障がいがありながらも  

精一杯 生きている

子供達や大人の人 そして、傍らでお世話をしてくださっている人たちへのリスペクト

になれば・・又 理解に繋がればと 思いながら書いています。

 

  息子 守と雑木林のパンやさんは私の人生の

  煮こごりのようなものでした。

  と 知人にメールをしたところ

  この想いは現在形ですよね

  お会いする度、存在を感じますよっ。

 と メールが届きました。

 

 亡くなっても 思い出と 今をブログに載せ 皆さんに読んでもらえることは

 癒しです。ありがとうございます。

 

 

 マー君のことを 小松市に住んでいる友人がアメリカのアダムさんに知らせていたらしく・・・

コロナの心配もなくなり ようやく日本に遊びに来ることができたとの事・・・

その時は マー君にも会いに行きたいと・・・言っていたらしく いつも実家のように

お泊りしている北濃さんと一緒に来てくれました。

思い出と 今を いっぱい喋って いっぱい笑いました。

金沢駅で買った 能登のお饅頭を食べながら・・・能登の話もいっぱいしました。

応援しているとのこと。

 

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 もうおひとりは 雑木林のパンやさんのお客さんで 近くの病院勤務の歩さん

その当時は 独身でしたが 今は ママです。

何かと 忙しい中 

「もうすぐマー君の命日ですね・・・お線香をあげさせてください」とのこと

お子さんのミーちゃんと一緒にアレンジメントを抱えて来てくださいました。

ほぼ一年ぶりです。

 頂いた お花とあゆみさん親子と一緒に写真を・・・と思ったのですが

久しぶりだったので・・・拒まれました。 そりゃあ そうですねぇ

 

お約束をしていた 近くのこども図書館へ

木のひろばで 遊んでいると 距離が縮まり・・・かくれんぼ までしました。

何十年ぶりでしよう・・・いろいろ考えながら隠れると、なかなか見つからないもんです。(笑)

 図書館に続く喫茶店で ランチ そして、ティータイムは ケーキも・・・

けっこう 充実しているんです。

そこは ちょっと障がいのある あの人 この人が 働いています。

私は 時々 そこでお茶をすることを楽しみにしています。

 

 

 もうおひとりは 卯辰山のすそ野に住んでいて、織と染の工房(文工房)を

されている 宮さんがアレンジメントと長女貴ちゃんのパートナーの出身地 熊本の

実家から 送って下さったスイカをおすそ分けです。と 持って来てくださいました。

マー君にお供えしてから・・・初物をご馳走になりました。

みずみずしくて~~美味しかった( ^ω^)・・・です。

 

 

 

宮さんの 長女 貴ちゃんは海外青年協力隊でエジプトへ行っていた

さばさばした女性です。その弟(ゆうきくん)には知的障がいがあり、マー君の12歳年

下です。

公共バスなどを利用して あっち こっち そっち へ行くことを楽しみにしていま

す。

貴ちゃんがお腹に赤ちゃんがいないときは 時折ゆうきくんと出かけていたようです。

お母さんは ガイドヘルパーさんの 都合がつかないときは・・・一緒に出かけます。

途中・・・わが家へも立ち寄ってくれることも・・・

 

いつだったか 忘れましたが・・・

夫がジムの帰りに エレベーターに乗っていたところ 三階から・・・ガイドヘルパー

さんと一緒にゆうきくんが乗ってきて

マー君のパパ」と言ってくれたそうなんです。

夫は 嬉しかったらしく( ^ω^)・・・帰宅すると 間髪入れず 私に喋りだし

ました。それを聞いた私は 咄嗟にそんな風に言えるなんてすごーい と言ったことを

おもいだしました。

マー君が 被っているフエルトの帽子は宮さんのお手製で 成人祝いに頂いたんです

 

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