【 雑木林のパンやさん】 物語

雑木林のパンやさんは、火曜日と木曜日は14年間、土曜日のみは3年間営業していました。17年間、たくさんのお客様に来ていただき、2008年6月末に閉店しました。

ペシャワール会報 重機が大好きだったマー君      百万石まつりの思い出も・・・

 4月にペシャワール会報が届いていたのですが なかなか読むことができず

よーやく 読み終えました。

 

   *表紙写真に寄せて*

    バラコットの大樹

 用水路の取水口を臨むところに、1本の大樹が生えている。樹齢何年だろう。

アフガンの強い日差しの中で柔らかな影を落とし、地元ではピクニックの穴場に

なっているそうだ。人々はそこに敷物を広げ、お茶を飲みかわしながら、湧水が

つくり出すせせらぎに耳を傾ける。

 

 

中村先生が今ここに 1月のアフガン訪問記

           ペシャワール会会長村上優氏の文章から抜粋

 

 この10年余りを振り返ってみると、東日本大震災熊本地震、そして今回の

能登半島地震と、甚大な被害をもたらす地震災害を目のあたりにしてきました。

故郷を復興しようとする人々の思いに、共感と何かしなければという一体感が

生まれます。

アフガニスタンも昨年、一昨年と多くの死者を出す地震が続き、同じ思いをして

過ごしてきました。

出来ることはささやかですが、苦難を分かち合うという意味では日本でも

アフガニスタンでも同じです。

 

中村哲医師は

「人として失ってはならない」 良心と真心を信じ、訴え続けました。

大切なことは

【逆らえない摂理と自然の中で、身を寄せ合って生きていくこと】だと。

 今回の会報誌と共に 夫と私宛てにお便りが、入っていました。

 今なお続く大変な状況の中、

 どんなにか不安で不自由な思いをされていらっしゃるかと、お察し申し上げます。

 被災地の一日も早い復旧を心から願っております。

 尚、新しい年度ではありますが、今回は払込用紙の同封を控えさせて頂きました。と

                  私達は 気持を受け止めることにしました。

 

ユンボに乗っている中村哲医師の写真を見ると思いだすのは 重機が大好きだった

マー君です。

雑木林のパンやさんをしていた頃、家の前に 歩道ブロック設置の工事が始まった頃の

ことを記します。

大きな音と共に ダンプやユンボが 家の前で工事を始めると・・

重機が大好きなマー君を車椅子に乗せて見学( ^ω^)・・・

毎日のように喜んで見ているマー君を 最初は好きなんだろうなーくらいに思っていた

であろう・・・

おじちゃん おばちゃんとだんだん 親しくなり 言葉を交わすようになり・・・

パン屋の日には、お客さんとして来て下さった時のことは忘れられません。

寡黙な人が多かったのですが・・・温かさが伝わってきました。

近くの現場へ来たからと・・・パンを買いに来てくださり マー君の頭をなでて

店を出ていくと・・・そこに居合わせたパン屋のお客さんに マー君の【大好き】を

話すと お客さんの お子さんの【大好き】もお聞きしたことがよみがえってきます。

 

もう一つの【大好き】の思い出

マー君は水泳教室にも通っていました。泳げるようにではなくて・・・水しぶきが顔に

あたっても 嫌がらないように そして、「楽しい」を実感してもらいたい との思い

から 通っていたのです。

 

アームヘルパーを付けてプカプカ 浮けるようになると 周りから マー君 ラッコ

みたい とよーく言われました。

そんな 冬の水泳教室の帰り・・・

けっこう 雪が積もっており 幹線道路に入ると 間もなく 除雪車がゆっくりと除雪

をしています。

車線を変えて除雪車を追い越そうと思って、助手席のマー君を見ると 足をぴょん

ぴょんさせて ニッコニコです。

これは 除雪車の後ろについて走るしかないなーと思い ずーっと ノロノロ運転を

しながら除雪車が左折するまで後ろについて走っていました。 今となっては いい思

い出です。

 

  百万石まつりの思い出は

百万石まつりの前日の夕方から 子供が主役のちょうちん行列への参加です。

金沢市平和町の宿舎に住んでいた小学生の頃」

今は障がいのあるお子さんも参加していると 思いますが 40年ほど前のその頃は

車椅子の子供の参加は マー君だけだったように思います。

知り合いの子供さんもいるのですが・・・ほとんど知らないお子さんばかりです。

子供は正直です。車椅子のマー君が不思議でしょうがないみたいです。

そんな時は いつものように 自然体で 何か尋ねられたら正直に答えるようにしていました。

何よりも マー君は ちょうちんの明かりに照らされて ワイワイ ガヤガヤ 歩いて

いる 子供達と一緒が楽しかったようです。イヤーな声は出ていませんでした。

法被も子供会から貸してもらえて 着ていたのですが・・・残念ながら写真はありませ

ん。

 

  さてさて今年の百万石行列は「6月1日午後2時~6時」

主催者によると沿道には昨年より2万人多い 41万人が詰めかけたと新聞に載ってい

ました。

マンションの前を百万石行列が通るのですが・・・早くから場所とりをされていて・・

見ることができず 写真も撮れないので テレビの画面からスマホで・・・

 

 金沢駅 鼓門を背景に

 太鼓連盟の演奏は圧巻です。子供達の力いっぱいが伝わります。

   加賀鳶 はしご登り

49消防分団の団員、総勢450名の行列が、揃いの法被姿も勇ましく

「加賀とびはしご登り」の伝統の演技を華麗に披露します。

また、「子どもはしご登り」も登場します。

 

 

 

 

 

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